お誕生日おめでとう!
今日は良いお天気です。
おかげさまで今年も無事、誕生日を迎えました。
一昨日、素敵なことがありました。
いつもいろいろなことを私に要求してこられる利用者さんがいます。
それに応えるのは私の仕事ですから、それは良いのです。
でも、いつも、私が何をしても[当然]のこととして受け止めておられる様子でした。
それでいて、他の職員が少しでも何かお手伝いしたり、口頭で疑問を解消してあげると、
ありがとう!と、しっかりと嬉しそうに挨拶をされるのです。
それでいて、私が何をしても、例えば便失禁されて泣いているのを見つけて
彼女を失禁の不快さから快適にして、元気になるまでケアしたとしても、
やはりその時も、当然のこととして流されてしまうのでした。
支援員としての私たちは、そういうとき、礼儀作法を伝えることも仕事のうちです。
お礼の挨拶を忘れていたら、言えるように伝えることも人によってはあるのですが、
私は何故か、その人にそう伝えることができないでいました。
他の人には、かなりきちんとお礼の挨拶をされる人だったからです。
私に挨拶をしないのは、何か彼女なりの理由があるのだろうし、
私が信頼関係を結ぶことができていない、まだまだ信頼されていないからだと思っていたからでした。
18日の金曜日の仕事中、三連休中に誕生日を迎える私に、
個人的に何人かの利用者さんはおめでとうと言ってくれていました。
覚えてくれていたことに驚きつつ、嬉しいなと思っていました。
その中に彼女はいませんでした。
それが、終礼の時、突然、彼女が、
3月20日は誰かの誕生日です!と、大声を上げました。
みんなが驚く中で、私が手を挙げると、
ちゃんちゃちゃんちゃんちゃんちゃーん!
と、伴奏を口で言い、それに合わせてみんなでハッピーバースデーの歌を歌ってお祝いしてくれました。
すごく当然のように、自信を持って、みんなの前で仕切るなんてことのない人が
ニコニコの笑顔でお祝いしてくれました。
Nさん、ありがとう!すごく嬉しくて感動しました!
よい思い出になりました。
私のこと、嫌いではなかったんですね!ホッとしました。