日々の出来事

日々の出来事を綴ります。

2023年10月のブログ記事

  • そうして私たちは作られている。ー『正欲』を読んでー

    自宅から見えた夕暮れの写真です。 『正欲』を読んだ。浅井リョウさんの本は初めて読んだ。(ネタバレあります㊟)。 私はここで描かれている人の中でどの人に近いのだろうとまず考えた。 社会の中に上手に自分の居場所を作ることができないタイプという分け方をすれば、夏月や佳道、大也に近いかもしれないけれど、三... 続きをみる

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  • 時間が欲しい

    ハンターズムーンです。 昨日から浅井リョウ「正欲」、桜井大典「病気にならない食う養生」、丸山眞男「日本政治思想史研究」を並べて読んでいます。 もうじき今日も終わります。どれも読みきれていません。 明日からまた仕事です。読書にあてる時間は限られてきます。 早く読みたいですし、考えたいです。

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  • 武士道

    バスの車内から撮った長野県の写真です。 新渡戸稲造・岬龍一郎「いま、拠って立つべき”日本の精神” 武士道」を読みました。 新渡戸稲造の武士道は以前より読みたいと思っていたのですが、なかなか読む機会がありませんでしたが、 今回読んでみて、とても面白かったです。久しぶりに知的好奇心をくすぐられました。... 続きをみる

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  • 図書館のお夜食

    先日の旅行で、軽井沢辺りを車で走っている時に写した空の写真です。 原田ひ香『図書館のお夜食』を読んだ。 私自身、学校を出てから初めて仕事をしたのが図書館司書の仕事だったので、図書館が舞台というだけで心惹かれてしまったのだけれど、読んでいてもとても楽しかった。 視点人物が時折変わって、それぞれの人の... 続きをみる

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  • 夢の中で

    自宅から見える山の様子です。 今日気づいたのですが、最近私はいつも夢の中で、迷子になっています。 シチュエーションは様々ですが、昨日は知らない旅先の旅館の中で部屋へ帰る道を見失い ものすごく広い館内を歩き回って探していました。 中には、アスレチックのような場所もプールのような場所も通って、非常に険... 続きをみる

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  • 街とその不確かな壁

    『街とその不確かな壁」を読んだ。 感動するのでもなく、涙を流すのでもなく、ただ読みながらも読み終えてからも圧倒され、呆然としていたというのが近い気がする。 すごく長いお話だったし、すごく難しいお話だった。 一回通して読んだだけでは大事なことが分からなかったような、そんな心配な気持ちになる小説だった... 続きをみる

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  • 『街とその不確かな壁』を読み始める。

    先日、朝靄がかかっていたので自宅から撮った近所の山の写真です。 村上春樹『街とその不確かな壁』を読み始めた。 4月の発売と同時に、というかAmazonに予約注文して購入した本だったけれど、何故か今日まで読みたいという気持ちにならず机に置いてあった。 大学時代には文学は専攻していなかった。どうしても... 続きをみる

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  • 水車小屋のネネ

    津村記久子さんの『水車小屋のネネ』を読了。 様々な難しい現実の中でもまっすぐに前を見て生きている素敵な人たちのお話だった。 (以下、ネタバレしないように書いているつもりですが、失敗してたらごめんなさい)。 その素敵さは、お話の中心にいるヨウムのネネを取り巻く人たちが、ネネを大切にしながら、丁寧に丁... 続きをみる

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  • 好きなこと

    秋が深まりだんだん遅くなってきた夜明けの写真です。 昨年悪化したうつ病がなかなか良くならないでいました。 4月から職場復帰しましたが、遅刻・早退・欠勤が続いていながらの仕事でした。 そんな自分が嫌でヨガをしてみたり、アロマを焚いてみたり、食事を工夫したりいろいろしてみましたが、スッキリとはしません... 続きをみる

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