日々の出来事

日々の出来事を綴ります。

週末の出来事

今日は朝からパン作りをした。
パンを買い忘れていたのと、昨日、テレビで簡単なパン作りのレシピを知ったから。
↓基本のパン生地を作りました。
https://www.ktv.jp/resource/donani/recipe/img/donani_210123_ikedan_01.jpg
簡単で美味しく、家族から好評でした!


昨日は長谷川和夫さんの『ボクはやっと認知症のことがわかった』を読む。
長谷川式スケールの開発者でもあり、認知症の専門家だった著者の話は、決して難しくなく、明るい希望が語られていた。


障がい者施設で仕事をしている中で、利用者さんの中に認知機能が衰えてきた人がいる。
同じ事をなんども尋ねて、しかもなかなか納得されない。
かなり頻繁に攻撃的な物言いになる。
その方が認知症に該当するのかどうかは私には分からないけれど、著者の書かれている認知症患者さんへの接し方と同じような接し方をやはり今後も、私はしていこうと思った。


それに、私自身が認知機能が衰えていること、父母も特に母が危険な状態なのではないかと思っている私にとっては認知症を知る手がかりとなる記念すべき一冊目の本として、良い本に出会えたなと思えた。


母は今でも通訳や学校の非常勤講師をしているけれど、同じ事を繰り返し話したり、ついさっきのことをすっかりすっぽり忘れていたり、心配になることが多い。
私の話し方が悪かったのかもしれないけれど、一緒に専門病院で検査を受けようという話をしても完全に拒絶されて現在に至っている。
母の言い分としては、今でも自分は仕事でミスやポカをしたことがないのだから、そんな検査を受ける必要はない、というのだが、私からしたら兆候があるのならできるだけ早めに受診して必要であれば治療を始めて健康で過ごせる時間を増やせたら良いと思うのだけれど、当事者の母はそのプライドや不安などから、専門病院を受診する、ということが受け入れられないようだ。


長谷川式スケールを軽く自分でやってみたけれど、なかなか難しく、私も認知機能が怪しいのかもしれないと思うほどだった。なんなら家族全員で患者として受診しても良いくらいではないかと、私は思っているのだけれど…。
難しいですね。


著者はキリスト教信者で、私も出身校がキリスト教系の学校だったり、伯母がクリスチャンで幼い頃からいろいろなお話を聞いていたり、渡辺和子さんの本が好きだったりということもあり、私自身はきっと一生なんとなくの仏教徒だけど、著者の考え方に親しみやすさを感じた。
これからもっと、著者の本や認知症に関する本を読んでいきたいと思った。

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