何を大切にして生きていきたいか？って、考えてみると難しい。だけど、少し考えてみたい。

人への優しさは大切だと思うけれど、けじめのない人は苦手だ。
優しい人を見ると本当に心が洗われるような感動を覚えるけれど、私自身はそれだけでは満足できない。優しさは、心からの優しさに加えて、知性や思考に裏打ちされた優しさであるべきだ、と言う気がしている。

多分私は「優しさ」を大切にしたいと思っているけれど、優しいだけではダメだとも思っているのだろう。どの程度、どのように、誰に、優しくするのか？それが難しい様に思う。「優しさ」について、そんなにこだわってしまうのは、私が本来優しい人間ではないだけかもしれないけれど。だって、優しい人は「優しさ」について考えたりせず、ただ心が動かされるままに行動に移れるのだろうから。

豊かさも大切だ。いろいろなものの乏しさは心をすり減らすと思えるからだ。だから、経済的に困窮しないように自分自身が社会の中でなんらかの働きができる存在であらねばならないと考えている。

私は長い間学生や学生のような生活を続けていた。その間、ほとんどアルバイトはせず、家族に頼っていた。旬を過ぎてしまってからの就職活動では、自分をどうやって社会の中に位置づけるかでかなり苦労したから、経済的に安定していることや、社会的に安定していることの大切さも身にしみて分かっている。

健康。これは間違いなく大切だ。心身の健康は、全ての物事のベースにあるような気がする。それに、精神疾患を持っており、若干病気がちな私にとっては、通院ができる環境に自分をおくということはとても大切であり、心身の健康を保つ為にも経済的に安定していることが重要になってくる。

教養や広い視野、思考力、判断力。すごく大切だ。生きるって頭を使うのだ。それに、ただ生きているだけでなく深く広く生きるためにはそういうプラスアルファが心を豊かにしてくれるからだ。

笑い。最近、笑顔が減っているし、笑う機会が減っている。特に職場で笑わなくなってしまった気がする。笑えないのだ。笑顔でいられない。今、私は仕事で笑えなくなっている。

愛。人を愛すること、人から愛されることって、大切だと思う。私にはとっても難しいことだけれど。